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『国のない男』 カート・ヴォネガット

 4月11日 アメリカの作家 カート・ヴォネガットの命日。その日に読み終えた、ヴォネガットの最後の一冊。やっぱりヴォネガットだ、そうとしか言いようのないエッセイ集。
 ブラックユーモアをまじえたアメリカ批判と現代文明批判。その根底に感じる優しい人類愛。生前に書かれたはずなのに、別世界から眺めているような文章。11章、12章は、改めて文章、ユーモアの素晴らしさを思い知らされ胸が熱くなった。
「よき地球よ──われわれはあなたを救うことができたのかもしれません。しかしわれわれはあまりに浅薄で怠惰でした」p.130

唯一わたしがやりたかったのは、人々に笑いという救いを与えることだ。ユーモアには人の心を楽にする力がある。アスピリンのようなものだ。百年後、人類がまだ笑っていたら、わたしはきっとうれしいと思う。p.138
 他にも辛口だけどどこか優しさを感じるような、引用したい言葉がたくさんあった。表紙の写真がまたいいね。
 アリガト、ヴォネガット。


by yuzuruzuy | 2011-04-11 23:14 | 読書


つまらない、面倒くさいを、面白く。


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