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書を捨てよ、町へ出よう

寺山修司

本を読んで映画を観た。
美輪明宏が出てた。

現実と非現実
スクリーンの向こうと客席
それらの境界をなくすような
生々しくて、痛々しい
映像と音楽、言葉だった。
3Dよりも、画面から自分に向かって飛び出してくる映画だと思う。

妹が、ドアの向こうで襲われているのに、助けられずに葛藤する主人公
高校時代に繰り返し観た、岩井俊二監督『リリィ・シュシュのすべて』(主演・市原隼人)を思い出した。
好きな子を助けることができず、泣くしかない主人公(市原隼人)
(『リリィ・シュシュ…』についても、近々書いてみようと思う。)

嗚呼、青春の痛さ…そんな気持ちを思い出させる。

こんな映画今はできないかも知れない
それだけ現代では生々しさが隠されてきたのだなと実感した

書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)

寺山 修司 / 角川書店



書を捨てよ町へ出よう [DVD]

パイオニアLDC


by yuzuruzuy | 2010-05-25 01:09 | 映画


つまらない、面倒くさいを、面白く。


by yuzuruzuy

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