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OK GO の巻き込むチカラ

まさにムーブメント
ちょっと古いけどOK GOのミュージックビデオのアイディアから
いろんなことが起きている。
まずは元ネタ…

コレを真似してアメリカの学生が、学祭で踊った映像がYouTubeにいくつもアップされてる。
確かにコレはやってみたくなる。
でも簡単そうにやっているけどかなり難しいらしい。

それが日本のネット上ではまた違った使われ方が…

外国からアイディアを輸入して自国のものと組み合わせる
外来語をカタカナ言葉にする感覚で
まさしく日本的発想だけど、それが見事にハマっていて面白い

アメリカに戻るとさらにアイディアは広がっていって…

ただただ、壮大、すごい。 Epic....

OK GOじゃないけど、ついでにもういっちょ壮大なやつ
こっちはなんてったって日本発
Nintendoの世界、世界のNintendo

雰囲気はどこかの国の大会みたいだけど…
ここまできたら感動するわ。


OK GOは他のMVもいろいろと真似されるほど面白くて、
なおかつ本業の音楽もカッコいいから上手くやれてるけど、
日本でこういうインパクトがあることをしても、悲しいかな、
流行りものは何でもかんでも“一発屋”という牢屋に手錠をかけたままぶち込んでしまいそうな雰囲気がある。

それでも、一発爆発させられるってだけでもすごいこと。
そのアイディアが次々と引火してまた新しい爆発を生んでいく可能性がある。
問題はどうつなげていくか。それは本人だけじゃなく、受け手にもできることだ。
受け手がちょっとずつ自分の火薬を投げ込むことで、また新しい爆発が生まれるかも知れない。
自分の領域を超えて、他人の領域へと引火していくプロセスまで予測されたアイディアがベスト。
どんなものかは、書いてる自分もまったく分からんけど。


“一発屋”の監獄に閉じ込められた芸人がたくさんいるなか、
有吉は“あだ名”と書かれた手錠をうまく外して出てきそうなところともいえる。
二度目はごめんだって感じで。
自分が作ったアイディアや既成概念に縛られてしまわずに、どれだけ自由になれるか…
芸人じゃなくても、昔の自分の考えに囚われたままもがいている人はたくさんいるだろう。
ときには数分前の思いつきだって捨てないといけないこともあるかもしれない。


面白いアイディアを見つけて、それをまるパクリするんじゃなく、自分のフィルターを通して、
オリジナルな要素をどんどんつけ足して変えていく作業もすごく創造的。
そんな流れの源泉となるアイディアを生めたらいちばん良いんだけどなぁ。
まずは、どんどんインプット。
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by yuzuruzuy | 2010-09-26 08:34 | 表現

20100919

電話で話すと生きてること思い出す


ゴキブリにお気に入りのベンチ奪われた


空き缶思いきり蹴った脚つった


金色の月オレンジになり遠くで雷鳴


異物を飲み込んだのは確かだ


借りた自転車で走り出す行き先は伝えてる
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by yuzuruzuy | 2010-09-19 02:18 | つぶや句

『ファウストの悲劇』

先月TVをザッピングしていると
芸術劇場で、以前観た『変身』をやっていた。

今月は『ファウストの悲劇』
二年前の欧州旅行中に読んだ
ゲーテ作 森鴎外訳 『ファウスト』
それの演劇版か?!と思い、途中から録画しておいた。

じっくりどっぷり浸かったつもりで観てみたけど
どうしようもなく難解…ストーリーもまったく違っていた。
原作がクリストファー・マーロウという、シェイクスピアと同時代の作家。
どうやら同じファウスト博士を題材にした戯曲でも、ゲーテ作のものとは違うらしい。
演出は演劇界の重鎮・蜷川幸雄。(蜷川ミカのお父さん)

まだまだ理解不足だけど、感じたことメモ。


あらゆる学問を研究つくしたファウスト博士(野村萬斎)の知識欲。
それでもまだ世界について知りたいファウストは
望みを何でも叶えてくれるという約束と引き換えに悪魔に魂を売ってしまい、
メフィストフェレス(勝村政信)にそそのかれるまま、欲望のまま、
限られた時間の内で世界中で悪事をはたらく。
死が迫ったとき、ファウストは自らの行いを後悔し、メフィストに連れられ地獄に落ちる。


悪魔に憑かれたファウストが悪事をはたらく前半から中盤は、
悲劇ではなく喜劇
舞台と舞台裏、さらには観客席の境界をなくすかのような自由な演出
台詞回しもアドリブ要素、ギャグが満載で、ほんまなんじゃこりゃー

終盤は地獄へ落ちて行くファウストの独壇場で
悪魔に魂を売ってしまったことへの後悔に苦しむ姿で
一気に悲劇的結末に転落していく。

うまく説明できないけど、とにかくすごかった。


ゲーテの『ファウスト』は、“とまれ、お前は美しいから”と、最高の刹那を迎えた
前向きな終わり方だったと思うけど、こっちは思いきり悲劇。
マーロウの原作も読んでみよう。

メフィストフェレス役の勝村政信。
TVじゃワールドカップの解説なんかしてたけど、舞台ではこんなに凄い役者なんだな。
見る目が変わった。

ゲーテの『ファウスト』でも思ったことだけど、
ギリシャ神話の登場人物の名前がかなり出てきて、
それも知ってイメージ変換できていればより理解しやすかったと思う。
ミニミニ映像大賞関連の番組で、あるCMプランナーの人が、
アイディア発想法のキーワードのひとつに、“記憶”があるという話をしていて
編集された記憶として“教養”を挙げていた。
そして教養をふやすための方法として古典を読むこと、
なかでも効率的でおすすめなのがギリシャ神話だと話していたのを思い出した。
そこにはいろんなインデックスが入っていると。

ヨーロッパで美術館を回ったときも、
アポロンとかジュピターとかパリスとかアキレスとかヘラクレスとか
知っているのにどういう存在か知らない名前ばかりで
帰ったらギリシャ神話読も!と思っていたのだったよあのときの私は。

悪魔に魂を売ってしまう前に、ギリシャ神話で教養を増やそう!

あんなそんなこんなどんなで、とにもかくにも読むにも書くにも、なにかかにかのきっかけになりそうでして…

あー、なんじゃこの殴り書き文章は(泣)



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by yuzuruzuy | 2010-09-16 03:33 | 表現

『トイ・ストーリー』

トイストーリーシリーズ、はまってます。。

冒頭のアンディがおもちゃで遊んでいるシーンと
流れる歌の歌詞でいきなり(3)を思い出してジーン。
 
思い出せともだちを キミのすぐそばに いつもオレがいる

時が流れても 変わらないもの 
それは オレたちの絆 
キミはともだち いつもオレがいる キミのそばに

これ歌っとるのダイヤモンドユカイだったんか(笑)
回転ソファに座っているウッディとアンディ2人の脚が見える映像とか
誕生日パーティーの準備に喜ぶアンディの様子など
ウッディの視点の映像になっていて
説明抜きに一発で映画に引き込まれるこのオープニングシーンは何度見ても好き。




引き込まれて抜けられない振れ幅ブンブンなストーリー展開。
おもちゃの世界って狭い気がするけど、
おもちゃの目線になれば、この世界は逆に広くなる。
できることが限定されるからこそ、
その範囲内のアイディアと、
コンピュータの技術で自由になる。
おもちゃだって空を飛べる。
無限の彼方へ、さぁ行くぞ!


誕生日やクリスマスになったら、
新しいおもちゃのプレゼントとして何がやってくるのかについて、
古いおもちゃたちがそわそわするなんて、人間は考えない。
でもそれを自然と人間に置き換えて見せると、
転校生がやってきたときのクラスの人気者みたいで共感できたりする。

自分をスペースレンジャーだと思い込んでいたバズが、
TVから流れてきたCMで自分をおもちゃだと知り、
絶望して頭がおかしくなるシーンも、人間に置き換えたら衝撃的。
でも現実と理想の葛藤とか、自分が何者なのかという問いは誰しも持っているもので、
おもちゃを通して人間を考えさせられたり。
そこに女の子のおままごととか、コーヒーを飲んで酔っ払った風にみせたり、
真面目なことをどれだけ面白く見せるかって言うとこまで考えられてるのかなぁ。
だから子どもでも大人でも違った楽しみ方ができるし。

もー深っ!!

何かインスピレーションがないかと期待して観た部分もあったけど、
まさにアイディアの大爆発で圧倒されてしまった。

トイ・ストーリー [DVD]

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by yuzuruzuy | 2010-09-15 01:57 | 映画

THE SONGWRITERS 佐野元春×山口一郎 ①

今回はサカナクション山口一郎

恒例の佐野元春による朗読
『enough』
曲として聴いたこともなかったので、メロディのイメージもなく、言葉だけですっと入ってきた。
北海道出身のエッセンスなのか、佐野元春もコメントしたように、宮沢賢治の詩を現代的にしたような、都会的なのに農村の匂いがする歌詞だった。
佐野:僕たちの生活の中の、リアリティについて語られた詩かなと、僕は思ったんですが。

山口:僕が曲を作るときに、いつも心がけてるのは…なんか僕の日常の中にあることを、必ず嘘偽りなく言葉にしたいなと思っているんですよね。なので、この『enough』を書いていたときの心境って言うのは、札幌から東京にでてきたばかりのときで、今までとは比較にならないほどのたくさんの人が街にいて、いろんな人の思惑が、なんか僕の中に、入り込んできた気がしたんですよね。で…本当の自分て言うのと本当のじゃない自分て言うのが、よりくっきり分かれてきてて、それを何かこう言葉にして、頭の中を言葉でデッサンする感じっていうの…

佐野:あぁ(溜息)…うん、うん。

山口:で、書いていった詩ですね。歌詞と言うよりかは、詩を書いてる気持ちでしたね。

“生活の中のリアリティ”というキーワードがばっちりはまって、この詩ができたときの環境を引き出す佐野さん。相変わらず話を引き出すのが上手い。それだけ歌詞の深いところまで味わっているのだろう。
頭の中を言葉でデッサンする、かぁ…良い表現。


学生運動をしていたぶっ飛んだ父親に、スパルタで本を読まされたり、自己形成について厳しく求められたりしながら育ったという山口一郎。
佐野は山口の書く詩と文学との関係について、自分の見解を交えて質問する。
ここからは特に興味深かった。
佐野:山口さんのライティングを、僕なりに感じてみると、例えば寺山修司とか、或いは宮沢賢治とか、そうした作家の感受性と…同じような、…ものを感じるんです。この辺の作家について、どうですか?

山口:ある独特の、日本独特のセンチメンタリズムというものが僕はあると思ってて、僕の周り、当時小学校か中学校ぐらいのときに、同じセンチメンタルを感じる仲間が、いなかったんですよね。で、僕がこう自分の中にあるセンチメンタルを、唯一、比較できたのが文学の中だけで、宮沢賢治さんもそうだし、僕は短歌や俳句も好きで、石川啄木さんの、あのー、なよなよしい(笑)短歌とかも、(省略)。…あと、種田山頭火さんの、自由律俳句というもの、その、俳句というフォーマットを壊している時点で、すごく僕はロックだなと思ったし、なんか、生き方自体も、すごく感銘できたというか。

日本独特のセンチメンタル。これかなりのキーワード。
作家を“さん”付けで呼ぶところに敬意と親しみの両方が表れていて、
とても面白いなぁと思って聞いていた。
しかも最近知った自由律俳句が出てきて“つながった感”。山頭火さーん!


佐野さんも山頭火が好きらしい。
Q.山頭火のどんなところが魅力か?
山口:要するに見てる景色であったり、その時間を、そのまま言葉にしてるんですよね。

佐野:あぁ、ずーっと放浪してるから、見たままを、見た時間に、自由に書いてるって言う印象がある。

山口:“分け入っても分け入っても青い山”という句があって、それは、どこまで歩いても、山だらけだと(ニッと笑顔で)、いつ自分がたどりつけるのか、なんかそういうことを、句にしているんですけど、なんか、情景描写なんだけど、自分の人生と比較できたりするし、自分の感覚とそれを、天秤に掛けたりするというか、それがすごく僕の、パーソナルな部分に響きましたけどね。

瞬間瞬間のつぶやきや目の前の景色を言葉にして、それが他人の人生と重なりあう力を持つ。
誰の言葉にでもなる自分の言葉。


Q.詩を書くときのアイディアはどこから浮かんでくる?
とりあえず曲を書こうとしない。
山口:お風呂にこう(手で蛇口をひねる仕草)お湯を溜めて、すりきり一杯までお湯が溜まって、溢れる瞬間あるじゃないですか。それをなんかこう、日常生活を送りながら待つんですよね。

佐野:あぁー。

山口:そこを見極めることと、どうしたらこう自分の頭の中の引き出しに、いっぱい感情が溜まるかって言うのを、考えること。

佐野:つまり自分の中にイメージが満ちてくるまでとにかく待つっていうこと。

これまた素敵な比喩。その浴槽はいったいどのくらいの大きさなのだろう?
自分の浴槽には栓がされてなくて、漏れているかもしれない。
感情が溢れるくらい、いろんなことから感じて、溜めていきたいな。


浮かんでくるイメージをメモしたり残しておくのか、放っておくのかという質問に、
山口一郎は放っておくと答える。
山口:吐き出しちゃったら、僕、興味なくなっちゃうんですよね。

佐野:はぁー(深くうなずく)

山口:残すと、それでいらなくなっちゃう。だから、鮮度が大事なんですよ。僕の頭の中に出てきた、その瞬間が、いちばん、気持ちいい(ニカッ)。

鮮度が大事…サカナクションと関係あったりして。


『アルクアラウンド』と『壁』の歌詞について(省略)
それぞれ、そのときの状況や、その時どきで得た感情がこもっている歌詞だった。


Q.好きな言葉
 夜

Q.嫌いな言葉
 愛

Q.好きな映画
 『回路』 『オー・ブラザー!』

Q.女性から言われてうれしい言葉
 状況によるけど…かわいいね、じゃないっすかね…(聴講生見て)失笑?(笑)
──ミスチル桜井と同じ(笑)なんだかんだでいくつになっても褒め言葉はうれしいもんな。


話題はソングライティングをテーマにした、いつもより抽象的な話へ。
ここまでの対談でだいぶ見えてきたように、今までのソングライターたちと比較して、
より文学的な感覚を持った山口一郎氏にだからこそ聞けることかもしれない。
佐野:これまで、この番組では、主にライティングの技法について、お話をうかがってきたんですね。というのは、そのー、ソングライティングの、技法について語る場が、あんまりないなという自分の実感があって、是非、同業のソングライターたちを招いて、どうやってみんな、詩を書いてるのって言うことをうかがってきたんですけども、(より率直な口調で)僕ね、山口さんとは、ライティングの技法よりも、もうちょっと抽象的な事を話し合ってみたいんですね。 なぜ、僕らは詩を書くのか?という、本質的な事について、すっごく抽象的な問いなんだけど。

相手の人間性や興味のツボまで深く観察していないとできないストレートな本質的な問い。佐野さんナイス。
あなただから聞くって言う前振りも本音で話してもらう上で大事だな。
それに対して山口氏もすぐ答えはじめる。
山口:なんか、どういう風に生きるかとか、何を大切にするかとか、そういうことを日常で考えていると、必ずたどりつくのが、音楽を作ることなんですよね。ということは、僕自身その、生きるということであったり、生活するということで、なにかこう、溜まっていくものがあって、それをこう、みなさんがカラオケに行ってストレス発散したり、お酒を飲んだり、友達と旅行に行ったりするような、発散の場として、僕は音楽があるのかなぁって、詩を書くことがあるのかなぁって、思ってるんですけどね。



Q.サカナクションにとっての歌詞とは?(要約)
言葉を伝えるために、どういうサウンドを取り入れるかという戦略的なところがある。
ネットやツイッターなどで情報が簡単に手に入る時代。そんな時代だからこそ、戦略ということ自体が、表現として、成立するようになっているんじゃないか。伝えたいことを、どうやったらより多くの人に伝えられるのか。
それが、サカナクションでは、山口一郎の言葉を伝えるために、どういうサウンドが今の時代に合っていくのか。それがひとつテーマとしてある。

これかなり大事なことだ。言いたいことがあるだけじゃだめ。大量に流れ出ている情報の波に流され沈んでしまわないように、届けるか、その戦略までしっかりと考えること。


Q.最後に、大衆性とサカナクションの音楽について。(要約)
ロックというフォーマットひとつとっても、精神論としてのロック、ジャンルとしてのロックなどいろいろな捉え方がある。捉われ方が多くなった分、それを壊すことが難しくなっている。それがひとつのつまらなさになっていたり、飽きられる事の要因になっている気がする。だから、自分が今いる立ち位置の、フォーマットを壊していくことを心がけている。



サカナクションはこの番組で取り上げられると知ってから聞き始めたけど
フジファブリックのようなヘンテコなサウンドと歌詞の文学性がなかなか好きな音楽です。
この対談を思い起こしつつもっと聴いてみよう。センチメンタルを感じながら。
山口一郎は歌詞づくりはそのときの感情を大事にするかなり感覚的な人間に見えたけど、
そんな自分を客観的にみてこうして言葉にできる面も持っているのだと思います。
佐野元春とも感覚が似てるのか、深いところまで話が広がって、とても30分とは思えない濃い内容でした。
佐野元春の相槌とコメント、気の利いた質問。
山口一郎の感情を真っ直ぐに表そうとする言葉と、時どき佐野さんに向けるニカッっという笑顔。
対談する2人のやりとりにこれまで以上に引き込まれました。

次回で2ndシーズン終了。まだまだ聞きたいなぁ…。
フジファブリック志村が生きてたら出て欲しかったなぁ。

サカナクション山口一郎さん。
最初はBase Ball Bearのボーカルに似とると思ったけど、
録画でずっと見ていたら、だんだんと、
頬のこけた劇団ひとりに見えてきました。
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by yuzuruzuy | 2010-09-13 17:13 | 表現

屋久杉倒れる!?

“屋久島の木が倒れたんですか?”
バイト先で聞いてびっくり!
その子はmixiづてで友人に聞いたらしいけど、
“屋久島の木”と聞いたら真っ先に浮かぶのが縄文杉。
しかし樹齢3000年以上とも言われる巨木がそう簡単に倒れるはずがない。
しかも縄文杉は屋久島の自然の象徴。
それが倒れるなど、きっと何かの祟りじゃー。
教えてくれた子は“一回見に行きたかったのになぁ”とちょっと寂しげに話す。
僕は一回行っといて良かったー。
なんて思えるはずもない。

何かの間違いだ!アンビリーバボー!
そう思って調べてみると、倒れたのは縄文杉じゃなかった。
ほっとした。心の支えを失わずに済んだ気分。
それでも倒れた屋久杉は樹齢2000年の大きな木。
大きな、おおきな杉。
おっきな、おきな、翁杉。

縄文杉へ残り一時間半あたりの場所に立っていたおじいちゃん杉。
縄文杉登山したのがちょうど二年前の今ごろ、9月7日。
そのときの写真↓
d0137443_3341480.jpg


記事引用。(時事通信社)
 世界自然遺産に登録されている鹿児島県・屋久島で、樹齢2000年とされる屋久杉が倒れていたことが分かった。屋久島森林管理署によると、この屋久杉は「翁杉」と呼ばれ、高さは23.7メートル。幹回りは12.6メートルで、樹齢が最も古いとされる「縄文杉」(幹回り16.4メートル)に次ぐ太さと言われている。
翁杉は高さ約3メートルのところから折れており、同管理署は人為的に切られた形跡はないとしている。
同管理署によると、地元ガイドが10日朝、翁杉が倒れているのを見つけた。9日夕、下山中のガイドらが通った際には特に異常はなかった。 
d0137443_3404043.jpg



この夏の猛暑で杉もダウンしたのかな?
はたまたもののけ姫の世界なら、シシ神が命を吸い取ったか。
いや、きっと自分の樹命を全うしたんだな。

倒れるところを見せないところがカッコいい。

こわっぱども、おめぇら、こんな大往生できるか?
そんなこと言われてる気がする。

そして倒れて残った株から、また、新しい命が始まるのです。

ここに生える杉がまた1,000年、2,000年と経ち大きくなり、
二代目翁杉となるのです。
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by yuzuruzuy | 2010-09-12 23:59 | 屋久島

20100911


隠し子と隠し事書く仕事

鍋に入れた粉チーズがハート型になりひとり喜ぶ

お好み焼きの神に嫌われたのか
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by yuzuruzuy | 2010-09-11 00:52 | つぶや句

THE SONGWRITERS 佐野元春×RHYMESTER ②

今回も作詞のワークショップ

後から岸田が曲をつけたくるりの時とは違って、ベースとなるリズムや、韻を踏むというイメージが先にあり
それをみんなで共有しながら作っていくので、その場で曲の世界観ができて行く感じがした。
リズムが限定される分、前までの流れをひっくり返すような自由な言葉選びがものすごくパワーを持つ気がした。

これが出来た歌詞
キミの知らないオレの歴史
オレの名前は ユウト ミネギシ
隅のトイレで ひとり昼飯
でも弁当の中はビフテキ

だけど もし 届くなら届けよう
まずは扉の外 出よう
目指すは限界 オゾン層
見せます オレの ど根性

Y to the U to the T to the O
共に歩こう 共に歌おう
忘れないよう もう一度 言うと
オレの名前は ミネギシ ユウト


各ヴァース(パート?)の一行目はライムスターの歌詞から
そして最後のコーラス4行は、聴講生のアイディアも取り込みつつ
ライムスターが考えて完成

聴講生の名前が取り入れられた時点で結構パーソナルなつぶやきみたいになったけど
宇多丸曰く何でも歌に出来るって言うのもヒップホップのいいところ。
そんな鬱屈した世界観が“目指すは限界 オゾン層”で
トイレという小さな世界からオゾン層に一気に広がった一行で面白い。
宇多丸:駄洒落で気の利いた法螺を吹くって言う、そんな考え方でいい。

オゾン層の次の行で候補に出た
“でもトイレはちゃんと流しましょう”って言うのも
世界観を最初に引き戻す感じでオチとしては面白いと思った。


作っている時間、とにかくみんなが笑顔で楽しそうだったのが印象的だった。
社会の儀礼的な、義務的な言葉のやり取りではなく、
こんな風に自由な発想から出てくる言葉を通して、
みんなが楽しくイメージを共有できる時間がもっとあればなと思う。
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by yuzuruzuy | 2010-09-06 15:17 | 表現

20100905


赤くなる僕の耳オナラしたのは隣の人なのに


突然もよおした方言飲み込んだ


その音量は電話にはでかすぎる怒鳴るおやじのどこおんねん


ヒルトンのトイレにてプチセレブ


冷蔵庫開けば妻が置いた晩ごはんのおかずとカップ酒


敢えてこの書店では買わないでおく


見なかったことにした午前4時44分
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by yuzuruzuy | 2010-09-05 02:59 | つぶや句

『インセプション』

“夢に侵入してアイディアを盗む”という
とても面白そうなテーマだったので観た。

アイディアを盗む行為は“エキストラクト”と呼ばれ
ディカプリオ演じるコブはそれを仕事とする脳内スパイ
インセプションとは「植え付け」という意味で使われていて
夢の中で他人に新しい価値観を植え付けて現実での行動を変えてしまおうというもの。

冒頭からいきなり夢、夢の連続で
夢の中で夢を見ていたりして
いったいどれが現実なのか混乱する
でも殺されたら目が覚めるとか、
水に落とされたら洪水が起きたり、
夢と現実が交差するシステムは分かりやすかった。

最初は敵だったのに、“家に帰してやる”という理由で
簡単に依頼を受けたサイトー(渡辺謙)との関係はいまいち分かりにくかった
そしてそこからがインセプションの始まり

他人の潜在意識に侵入するためには
夢の設計者が必要で、迷路のように夢の世界を構築して
ターゲットにあたかも現実、または自分の夢だと思わせなければならない
その役目を任されたのは女子高生
訓練のシーンで、気づいたら夢の中だったり
設計者としての能力を発揮し始めて、世界をBOXの内壁みたいに四角く折りたたんでしまうところとか
“パラドックスの階段”、夢かどうかを確かめる“トーテム”という道具など
アイディア満載でこんなことできたらなぁと、いちばん楽しめるシーンだった。
夢から覚ますのを“キック”と呼ぶのは使えそう。

あとは夢の中でターゲットを騙す詐欺師
長時間夢の世界に深く入り込ませるための鎮静剤を作る調合師を集めて
オーシャンズ11のようなチームで完全犯罪を目指す

計画では夢の中が3層目まで設計される。
夢の中の夢でさらに夢を見せる
ここまでくると1層目と2層目、2層目と3層目の関係で
さらに難解になってきた。

夢の中なので何でもあり。
重力がめちゃくちゃになったり
銃撃、爆破の連続で、作ってるほうは楽しかっただろうな。

脳内犯罪がテーマと思いきや
そこに主人公の亡くした妻や子どもたちとの関係が重なって
難解なテーマがより身近なものになってる。
訓練シーンの会話でも出てきたけど
“夢は視覚的なものと言うより、もっと感情的なもの”
感情に訴えることでより観る人を引き込んでいる。
夢の中の世界に大事な人を閉じ込めてしまい、
現実との区別がつかなくなる。って分かる気もする。
あまりにも楽しい夢だったら、起きたとき「戻りたい」って思うもんな。

元妻との会話で夢と現実の区別を聞かれ
“罪悪感”と答える主人公
確かに、夢では罪悪感を感じることは少ない。
夢の中までも罪悪感に縛られた主人公
その理由はなかなか衝撃的だった。

ラストシーンも、最後まで象徴的。

すごい世界観で、一作で終わるのはもったいない気もした。
ディカプリオは久々に観たら渋くなってるし
渡辺謙もかなりメインの役どころで、違和感なく溶け込んでいた。
さすがKEN WATANABE。

想像力を刺激するパズルのような映画だった。
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by yuzuruzuy | 2010-09-04 09:28 | 映画


つまらない、面倒くさいを、面白く。


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