カテゴリ:日記( 25 )

ドン・キホーテになる前に

気になったお店で話を聞いて来た。
面接というよりも、自分の夢を伝えて、
そこに到達するためのアドバイスをしてもらえたという感じ。
自分の夢を踏まえ、理解してもらった上で、
お店で販売する仕事は少し違うのかなという回答をもらった。
自分が目指すべき仕事はどうやらインポーターらしい。

Q.目標はインポーターなのに、なぜ遠い接客販売に入ろうと思ったのか?
A.一番消費者に近いから、そこをまず理解してから生産者に近づいていきたい。

珍しいタイプだと言われた。普通はインポーターをやっていて、実際に飲む人の近くで働きたいと感じ仕事を変える人が多いという。でも考え方は正しいとは言ってもらえた。

自分の夢は“海外との関わりを持つこと”がやはり大きいようだ。
自分ではそこまで執着しているつもりはなかったけれど、
見抜かれたというべきか、書面や僕の話しぶりから、そのように伝わるらしい。
確かに、ワインに本格的に興味を持ったのはたかだかここ数ヶ月なのに対して、
海外へ行きたいという夢は高校の頃か、もっと小さな頃から思っていたことだものな。
そちらが強くなるのは当然とも言える。でもそのためにもワインをもっと好きになりたい。


とにかくばっさりと言われたのは、やはり年齢と今までの経歴。
今日話したオーナーは18歳からソムリエの世界に入り、
テイスティング能力を武器にさまざまな会社で働いてきたらしい。
その感覚では自分のような年齢ではもう遅いか、ギリギリ。
その危機感を持たなくては。感覚能力もピークはもう長くない。
経歴のどこにもワインがないことも致命的。
本気だということを示すためにも空白の時期を作らず何かしら関わることをしていないと。

それでもやっぱり、人生のなかで夢を見つけられることはいいことだという風に、
自分の夢を尊重してくれる雰囲気だった。
この前のワイナリー社長と同じように、お金持ちにはなれなくても、本当に楽しいと言いきっていた。
今までの経験など楽しそうに話してくれて、いい人生講義にもなった。

上記の大きな弱点もあるけれど、自分の印象はどうやら悪くはなかったみたい。
“聞かれたことにすばやく反応して的確に答えられてるし、勉強できるって感じがする。いいものは持ってる。”と褒められた。
褒められて伸びる僕にはお世辞だとしても聞き逃せないお言葉であります。
まぁ堅苦しくない立ち話のような感じだったので落ち着けたのもあるけど。
好きなことに関する話になるほど人の脳はフル回転するもので、だから僕は結構本気なのだと思いたい。
あとはワインがある空間って自然と落ち着ける気がした。

結果的に良いようにあしらわれたのかもしれないけれど、
履歴書を保管しておいてもらえるようだし、何かの連絡があることも願いつつ、次へと進もう。
オーナーも尊敬すべき人で、自分にとってはかなり意味のある面談でございました。
あんまり好きな言葉じゃなかったけれど、俗に「コネ」と呼ばれる“つながり”をもっとつくろう。

聞いたことを参考にこれからまた自分のすべきことを整理しよう。

なんにしても、今までの自分は慎重すぎた。もっと生き急ぐ必要がある。

今は手ぶらで最初の町を出るレベル0の(騎士)←カッコつき。
おんぼろの防具と武器をみにまとい、
痩せ馬ロシナンテに乗ったドン・キホーテになる前に、
まだまだ僕にはやるべきことがある。
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by yuzuruzuy | 2011-05-06 23:59 | 日記

第一印象のエネルギー

人間のエネルギーは、第一印象で特に強く感じられますよね。
最初に会ったとき、熱いものを感じられると、うれしくなります。
─ イチロー


twitterのイチローの名言botでつぶやかれていた。

熱いエネルギー、伝えられるだろうか?

エネルギーが足りないならば、

四方八方へ放射するのではなく、

目標に向かって一直線に伝えよう。


第一印象で重視するところって人それぞれですよね。

ありきたりだけど、自分は目と笑顔は結構気になると思う。

とか言って自分自身あまり長い時間相手の目を見れるほうじゃない。

闇雲に見つめてくるんじゃなくて、大事なときに目を見てくれているか。

いきなりガンガンこられるよりは、自分のことをちゃんと受け入れてくれてると感じたら安心します。

外見以外にも声の高低やスピードによっても伝わるものは全然違ってくるし。

もし自分が客観的に自分の第一印象を感じることができたなら。

自分は自分を好きになれるのだろうか?

自分が感じた自身の第一印象の経験。

それはもはや哲学。哲学オレ。


珍しくコメントリクエストします。

人の第一印象で気になる要素、宜しければ教えてください。
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by yuzuruzuy | 2011-05-05 02:19 | 日記

誰かの夢と自分の夢と

飛び込みたいと思える場所がある。

敷居は高そうだけど、今ある限りの力を振り絞り、飛びついてやるしかない。

ホームページのBrand Policy(経営理念)を、

原稿用紙に書き写してみる。

その仕事に賭ける情熱が伝わってくる。

どれだけ自分の夢と重なるか。

自分も同じような情熱を持ってやっていけるのか。

書き写したのはまだ半分くらい。

自分がすべきことを、この文章から読み取ること。

まずは相手の気持ちを十分に受け止めて、

それから自分にできることを考えて、伝える。

これまで学んできたこと、今こそ生かすのだ。


とは言ってみたものの、

望めば望むほど臆病になっていく弱虫です。

まるでフジファブリックか、いつかのミスチルの曲の登場人物です。

少々無様になってもいいや。

ヘコタレズニススモウ。



でも流したくなったのはなぜだかスピッツ。

草野マサムネ、震災のストレスの影響で、

ぶっ倒れてたみたいだけど、復活したようだ。

ぶったおされても立ち上がり、

ときには抜け穴に逃げ込んで、

この曲みたいな感じでいきたい。
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by yuzuruzuy | 2011-04-25 02:26 | 日記

カタシモワイナリー見学

ワインが生まれる現場を見たくて訪れたのは大阪の柏原市の老舗ワイナリー。

JR柏原駅で電車を降りると東側の山に“柏原ワイン”という大きな看板が立っていた。
葡萄の産地だけあって、マンホールや用水路の壁などに、葡萄の装飾が目立つ。
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懐かしさの漂う小道を少し迷いながら、回り道をして受付の建物に到着。
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右手の階段を上がるとバーカウンターになっていて、ここがテイスティングルームのようだ。
(写真は試飲終了後。さりげなく社長を撮った。)
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アンティークの自動オルガンから粋なクラシックが流れていた。
昔のワイン製造に使われていた、木製の機械も並んでいた。
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案内をしてくれるであろう社員の男性は、働き始めて一年ほどで、それまではワインとは関係ない仕事をしていたという。
自分もワイン関係の仕事を探していると話すと、ここでも募集しているけど、かなり敷居が高いとか。
葡萄づくり、ワインづくりも職人の世界。かなりの修行がいるだろう。

見学者は自分を含め10人ほどで自分はやっぱり下っ端。
参加者全員が揃うまで、案内係さんがこのあたりの歴史やワイナリーについて話してくれた。
奈良の平城京と難波の中間に当たるこの町は、かなり栄えていたこと。
所在地の住所でもある太平寺という寺にあった廬遮那仏を天皇が見て、奈良の大仏が建立されたこと。
智識寺という古い寺では葡萄を模したオブジェが発見されていて、古くから葡萄の栽培が行われていたであろうこと。
大阪の葡萄の生産は昔は全国一位で、今では全国8位、デラウェアという品種に関しては全国三位だということ。
まだまだ知らない大阪がたくさんあるのだなぁ。

そして見学開始。
まずは葡萄園の見学から。
葡萄を有機的な土壌で育てるために、除草剤を撒かず雑草はそのままで、葡萄の木の下にタンポポが可愛く咲いていた。
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地面には他にも切り落とした枝を砕いたものや、発酵でできた酵母のかたまりなどがまいてある。
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有機農法では地面に棲むミミズも大きくなり、それを食べにイノブタが地面を掘りにくるという。
そのため農園の周りには防護ネットが張られていた。

葡萄の木はまだ素っ裸で、主に剪定(せんてい)についての説明があった。
どの枝を生かすか、どこに実を生らすのか、数年先を見越して枝を選り分ける重要な作業。
枝が国道で、実が建物。葡萄の木の栽培は街づくりと似ているという説明が印象的だった。
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70歳、90歳の古木もあった。

古い木は子孫を残すため、鳥に運んでもらうために美味しい実をつけようとする。
年齢にしたがって生産力はかなり落ちるのだが、より上質な葡萄を生む貴重な存在らしい。
幹をスカスカにしながら先端はまだ生きている古木は人生までも教えてくれるようだ。

ブドウ畑の丘からは、大阪の街並みから、六甲山まで一望できる。
造り手にとってこの景色を眺めながらのワインは格別だろうな。
葡萄が実をつけるころには、粒を味見できるそうだし、
そのときの景色を見にまた夏にも訪れたい。


ちょっとしたパワースポットめぐりの後、醸造所内を簡単に見学。
圧搾機や、瓶内熟成中のスパークリングワインと、保管庫内部を見た。
戦時中は保管庫にあったワインから、国によってレーダーに使用する酒石酸が抜き取られたため、
余った部分はブランデーにされたらしい。
ここでの見学は倉庫内の装置のみで、醸造中のワインを見れると期待した自分にとっては若干肩透かし。
でも良く考えたら季節的に見れるはずがない。僕のうっかりミス。
ワインは葡萄の出来が一番重要で、収穫時には既に醸造家の頭にその年のワインのイメージができているらしい。
なんか天才的なひらめきが必要そうにも思えるが、何よりも経験なのだろうな。
これが圧搾機。果汁と、果皮でそれぞれ出口が違う。農業マシーン!という存在感。
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そしていよいよお楽しみの試飲。
最初にも少し顔を出したが、試飲途中で満を持して…というよりももっと軽いノリで社長が登場。
社長様プッシュもありなんと八種類ものお酒をテイスティングできた。ありがたやありがたや。
簡単な印象をメモ。

①スパークリングワイン
デラウェア使用
さわやかで甘さもある。

②堅下甲州 合名山 白
門外不出だった山梨の甲州葡萄の苗木が明治11年に新宿御苑から送られこの地で栽培されて生まれた堅下甲州葡萄を使ったワイン。
香りはスモーキー、スパークリングよりも甘さは弱く、酸味がありスッキリした味わい。

③KING SELBY メルロ&マスカットベリーA 赤 
メルロ、マスカットベリーA使用
土っぽい、野花をイメージさせる香りと渋みのある味わい。
日本酒の製造方法が活用されており、樽は使用されていない。

④利果園 赤
マスカットベリーA使用
ベリーAの開発者川上善兵衛の古木の葡萄。
たとえは悪いけど、こどものころ小さい蟻をつぶしたとき手についた匂いを思い出させる香り。
古い日本家屋のような懐かしい香りもある。フレンチオーク樽を使用しているからだろうか。
日本で誰かワイン樽作ってくれんやろかーと社長がぼやいていた。
渋みが強くて、後味はほんのりチーズ。
これぞ日本の美味しいワインや!という感じで好き。

⑤太時 勇助畑 2009 限定675本
カベルネ・ソーヴィニヨン使用
社長プッシュで飲ませてもらった一本。
香りはスッキリとしたハーブとベリー。
口に入れた瞬間渋みがガツンときた。
コクがあって味わい深い。
社長によると、フランスのカベルネなのでまだまだ土地になじんでいないのか色づきがイマイチだという話。
外国の葡萄を日本に持ってきてもうまくいくとは限らないし、試行錯誤の繰り返し。
“お前誰やねん!”という味になることもしばしば。
十年以上経ってようやくその土地でしか出せない味になっていく。
毎年違うことをやっている、それが自分たちの仕事で、一番楽しいんやと熱く語っていた。

⑥赤ワイン梅酒
完熟した青梅をマスカットベリーAの赤ワインに漬け込んでできるお酒。
香りはプラム。
甘くて濃厚な味。お洒落な梅酒。

⑦ジャパニーズグラッパ 葡萄華 デラウェア葡萄・樽熟 
アルコール35度
グラッパとはイタリアのブランデーで、食後酒として飲まれている。
無色透明。香りが豊かなウォッカみたいな印象。
日本で一番最初にグラッパを造ったのがこの社長らしい。
10年かけてグラッパのための機械も開発したとか…職人魂だな。

⑧ジャパニーズグラッパ 葡萄華 堅下甲州葡萄
アルコール53度(!)
なんと限定211本、1本1万円もするこのボトルも、社長がせっかくやからと飲ませてくれた。
商売上手。大阪商人だなぁ。
アルコールが強いのに、葡萄の味も感じれる新感覚なお酒だった。
こんなん買って誰かと一緒にちびちび飲んでみたいな。

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テイスティングのあいだ社長自らワインづくりについて河内弁で熱く語ってくれた。
結構専門的で初心者の自分には難しかったけど、
酵母菌にまで愛情を持って語っていたりして、
とにかく自分の仕事が好きで、誇りを持ってやってきていることが伝わってきた。
ここまで賭けている人が造るお酒、不味いわけがないわ。
ベルギービールも奥が深いという話や、
お酒好きな人は観光ではなく、その土地の暮らしを味わいに行くから、
ワインを知ったら、旅行の型が変わるという話に共感した。
もっとワインについて知って、また話を聞きに来よう。
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by yuzuruzuy | 2011-04-17 20:12 | 日記

我的家族

広島に着いてまず先に母と妹と一緒に、祖父が数日前から入院している病院に行った。ヘルパーのアルバイトをしている妹は、髪も黒くなり風貌が随分と大人しくなっていた。病院に着き、エレベーターで上がるとラウンジに父と車椅子の祖父の姿が見えた。祖父に「帰ったよ」と握手した。祖父はずっと手を握ったまま「よう帰ってきた」と前よりも少し力のない声で何度も繰り返した。卒業の報告をすると「ようやった」「石井博士じゃないんか」「お父さんお母さんのおかげじゃけえ」自分の卒業証書の話など、嬉しそうに、そして入院生活で少し呆けているせいか何やらかしこまった先生か悟りを開いた仙人のように話してくれた。慣れない病室では深夜になるとよく昔の記憶が幻覚のように呼び戻されて瞻妄(せんもう)という状態になってしまう。僕が会ったときはしっかりしていて顔色も良く、数週間前に死にかけたとはとても思えなかった。祖母はそんな祖父の付き添いで疲労困憊の様子だった。そんな祖母にも僕は心配をかけてしまっている。場所は病院だったけど、家族が揃って祖父も嬉しそうに笑っていた。また関西に戻る前に顔を見せておこう。
実家に戻り晩飯を食べ、ちびっと飲酒。岡本太郎のドラマを見る。妹が仕事のストレスで酒飲みになっていた。酒飲みの父を嫌がっていたあの妹が…蛙の子は蛙、血は争われないものだ。母はいつものようにテレビを見ながらテーブルでうつらうつら。「もう寝んさい」と言ってもそのままうつらうつら。これ以上無理させてたら駄目だなほんとに。
飲み会から帰ってきたべろんべろんの父がうつらうつらの母に、僕とあと一杯だけ飲ませてくれとねだる。母は「やめんさい」と咎めるが、いつもの通り僕がなだめつつ父にも本当に一杯だけと釘をさして屋久島の焼酎でお湯割りを二人分作る。いつものように父は大口を叩き、母は呆れる。しまいには酔っ払い父は妹には抱きつけないからと言って僕に後ろから抱きついてきた。家の中でだけ甘えん坊な妹はその父の後ろから抱きついてきた。やれやれ…(見守る母と抱きつかれた僕)。

当たり前かもしれないけど、こんな世の中で、互いに迷惑や心配かけていても、家族全員が揃えるのは幸せなことだなぁと、改めてしみじみと感じています。
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by yuzuruzuy | 2011-03-27 03:38 | 日記


つまらない、面倒くさいを、面白く。


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