屋久島 4日目 後編 種子島の歩くおばあちゃん

旅に出会いは付き物だ

宇宙センターで一つ素敵な出会いがあった

貸切状態の敷地内でとりあえずゆっくりしようと思い
僕はベンチに腰掛けお茶を飲んでいた
するとバスで一緒だったおばあちゃんが歩いてきた
宇宙センター行きのバスには僕を含め乗客4人
その中の夫婦2人は日程の間違いらしく
写真だけ撮り、折り返しのバスですぐ帰ってしまった

僕「こんにちは」
ば「こんにちは、あなた納豆好き?」
僕「あ、はい」  
おばあちゃんは僕に納豆巻きをくれた   
僕「おばあちゃんココ見に来たんですか?」
ば「前にも来たんだけど、今日はとにかく遠くに来たくてねぇ」
そういえばバスの中で聞こえた話ではこのおばあちゃん家族に黙ってきたらしいのだ。
僕「おばあちゃん家族に言ってないの?」
ば「いっつも心配しよるから。今も娘が迎えに来るらしいけど、要らんことをねぇ・・・」

新しい場所に行くのが大好きな88歳。
家族が心配するのも無理はない・・・・
自宅は島の北端、ココは南端、はるばるバスで一人小旅行。
しかも財布をバス会社に忘れて一文無し。でも動じない。
「わたしゃもういつ死んでも良いと思ってるけどね、家族が心配しよるでしょう」
と、煩わしそうに話す。
なんてROCKなおばあちゃんだ。

脚はとにかく丈夫で、若い頃は女学生の記録も持っていた。
二年前には家族が結婚式で家が留守の間、一人で家を抜け出した。
東京、大阪など日本をいろいろと旅して歩き、
「今まで北海道から全国ほとんど歩いてもう行くところがないの」とのこと・・・

おばあちゃんの武勇伝はとどまるところを知らない。
なんと日本を飛び出し一人でアメリカに行ったこともあるという
英語は?と聞くと「身振り手振りよ」・・・脱帽

家族が車で迎えに来るという場所まで送った

ば「あなた初めてなんだから見物してきなさい」
僕「はい、おばあちゃん喉渇いてないですか?お茶とか飲まなくて大丈夫?」
ば「あたしお茶嫌いなの。米とか味噌汁とかみんなが好きなもの食べないの」
僕「えぇ~じゃあ何が好き?」
ば「コーヒーコーラ

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近所では“歩くおばあちゃん”として有名な種子島のスーパーばあちゃん。
いつまでも元気でね。
やしの木みたいに丈夫な両足で、これからも世界を歩きつづけてください。
そしてまた旅先で会いましょう。

自転車で行っていたらこの出会いもなかっただろう。
予定通り行かなくても、そこに新しい発見や出会いが待ってるのだ。
この日は波乱が多かったけど、
この出会いが全てをプラスに変えてくれた。
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by yuzuruzuy | 2008-09-21 23:39 | 屋久島


つまらない、面倒くさいを、面白く。


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