THE SONGWRITERS 佐野元春×岸田繁 ②

ワークショップ

≪連作≫
聴講生のアイディアを合わせて
四行詩を作りそれを岸田が曲にして即興で歌う
最初の一行は『魔法のじゅうたん』より

“君のこと沢山 知ってるつもりだったな”

この一行に触発されて
聴講生が次の詩を考える


そしてできたのが

君のこと沢山 知ってるつもりだったな
タンスの中も 携帯の中も
ベッドの下のエッチな本も
開いて干して食べてしまおう


次々とイメージが広がる感じだ
それを岸田が乾いた声で軽快なメロディにして歌い上げた

もうひとつは八行詩
一行目は『東京』より
東京の街に出てきました
高円寺の駅前広場には
ハチ公はいませんでした
あれから15年…
小さなスナックで働く私は
超能力を覚えました
よろしく東京 さよなら故郷
やりたいようにやってくわ

五行目が決まったあとで、聴講生の中で既にどこかでできているストーリーに向かっている意思が現れた
そこでそのムードをぶっ飛ばす“超能力”

最後の行
岸田のアイディアは
“もう一度あなたに会えました”
それを、聴講生のアイディアを聞いて
“やりたいようにやってくわ”に決定
冒頭から存在している“場末”の雰囲気を
シュッとしたスタイルで
主人公の意志をはっきり見せてまとめられそうだから

コトバからメロディが生まれた
いいコトバからいいメロディが生まれた


こうして沢山の価値観が生み出した一行一行が
合わさってひとつの世界を作るように
文章を書く過程でも、いくつもの自分の内面や、自分でない誰かの気持ちになって
そこからコトバを寄せ集めて、選んで行けたらいいのかな
それとも、純粋に自分の価値観をぶつけるのか

全然違うところで生きてきてる人たちが、……同じ景色をこうやって、…作っていくって言うんですかね、共有することって言うのは、なかなか面白い体験で、これは、自分ひとりで曲書いても絶対できない作業


Q.日本語によるロック表現について
日本語で歌詞を書きたい、思ってることを伝えたい、そういうテーマがある限り、夢中になってそれに取り組めるっていうのはあるんですよね。やっぱり日本語でロックをやるなんてちゃんちゃらおかしい話ですから、とことんやりたいなとは、思ってます。

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by yuzuruzuy | 2010-08-23 04:56 | 表現


つまらない、面倒くさいを、面白く。


by yuzuruzuy

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